森林浴セラピーとは

【安心できる森をえらぶ】
森林があればどこでも森林のリラックス効果が体感できるとはいえません。
騒音や汚があったり、道が未整備であったりしては、誰でも安心してリラックスをすることはできません。

出来るだけ静かで歩くことに危険の無い森を選ぶことが大事です。

【自分の好みをみつける】
リラックス効果とは、個人の価値観が大きいです。
自分が好きな森を見つけて森林浴をすることが最も効果的です。
いくつかの森林の特徴を調べてみたり、実際に歩いてみることで、四季折々の森の風景や鳥のさえずり、
樹木の香りやそよ風など、雰囲気を含めた森林の全体を私たちが持っている『五感』を活かしてじっくりと
体感してください。　自分の価値感や趣味に合ったスポットを探してみましょう。


【ゆっくりと過ごす】
森林では健康づくりやリラックスをすることができます。
その際には、森林がもっているリラックス効果を活かすためにも、あまり時間にとらわれずに、ゆったりと
過ごすなかで、自分自身の心と身体との対話をすることが、よりリフレッシュするために必要です。
ゆっくり自分自身と向き合いながら、美味しい空気を全身で吸い込み、健康的な旬の食事を食し、適度な運動を
することで、豊かな日常生活に繋げていけることでしょう。

現代では都市を中心に生活する人が増えています。
人工的な環境の中で生活することは知らないうちに様々なストレスを生んでいます。

本来、自然の中で生きてきた人間にとって森林浴をするということは自然の摂理に
あった人に優しい環境の中に身を置くとい極当たり前の好意なのです。

もちろんその好意が気持ちよく感じるのは感覚的に当然のことです。
実際に森林浴で気持ちがリラックスすることはもちろん、身体の免疫力があがり
血圧が低下するなどの科学的な効果が見られることもわかっています。

それも現代人の生活から考えれば自然なことだといえると思います。

木が生い茂った森に入ると表現しにくいですが土の香りや緑の香りなどを感じます。
森の中の生き物や木の力を感じると思います。

その力は私たちを癒してくれるリラックス効果の源です。

森の持つリラックス効果は、『森林浴』として親しまれています。
しかし、その効果については感覚的なものでした。

最近は現代人のストレスが問題になっており、いろいろなストレス解消方法が求められています。
そこでこの『森林浴』の効果を科学的に解明し、こころと身体の健康に活かそうという試みが
『森林浴』から一歩進んだ『森林セラピー』なのです。